日本ではリリースされていない海外発ゲームのガイドを、ボランティアで作成しています。

情報源は、ゲームそのものの他に、ネット上の英文ウェブサイトやフォーラムがメインとなります。個人が作成した記事を引用という形で翻訳したり、ウェブサーフィンの合間に収集した情報を、日本語で再構築したりと、翻訳手段は様々です。

ゲームをプレイしていれば、専門用語の理解も早く、翻訳元となる文章も簡単な英語で書かれているため、他の翻訳作業と比べると、ストレスなく進めることができます。ただし、最新の情報を得ようとすれば、プレイヤーたちから集めるのが最も手っ取り早いのですが、そのプレイヤーたちの国籍は様々で、それぞれが独自の英語を話しますし、また英語の巧拙も様々です。

そのため、正確で、信頼のできる情報を集めることが、この仕事の一番大変なところです。こういったときは、最も簡単なSVCやSVO構文のみで話し、英語のチャットでよくある省略は避け、使う単語も、不正確ではあっても、より簡単なもの、もしくは、相手がよく使う単語を選び、質問と確認を重ねるようにしています。

また、相手もいつもボランティアで情報提供してくれるとは限らないので、大きなコミュニティに属して、普段からそのコミュニティ内で貢献する働きをすることで、発言力を保持しておくなど、小さな政治も必要となってきます。

実際の翻訳作業の上では、クライエントが存在せず、情報の収集が主目的であるため、原文の表現は無視して、意味取りさえしていればいいので、随分と楽です。しかし、個人の経験に基づく考証や、ソースが明示されていない記事については、投稿した個人の信頼度を測るために、当記事を熟読し、使われている単語の適切さや、論理性も検討しなければならないため、書かれた文章から相手の顔が想像できるほどの習熟は必要となると思われます。

それでもなお、他の翻訳作業に比べて、負担が非常に少ないため、このような翻訳作業は入門にはうってつけと言えるでしょう。